無借金のための手引き書

任意整理とカーローンの関係を2つのポイントで解説

任意整理をしようと思っても、完済前のカーローンがあるので車がどうなるか心配で任意整理に踏み切れないという人は多いです。
また、任意整理後はブラックリストという状態になり、カーローンが利用できなくなる点が気になるという人もいます。
ここでは、カーローン完済前の任意整理について説明したうえで、任意整理後になるブラックリストの状態についてもわかりやすく解説していきます。

カーローン完済前でも任意整理なら車を残して借金を整理できる

カーローンが完済前の場合、個人再生や自己破産といった裁判所を通す債務整理を選ぶと、すべての借金を同じように整理しなければならないので、カーローンが整理されて車がローン会社に回収されることになります。
しかし、任意整理は自分の代理人である弁護士や司法書士と、お金を借りた会社側との私的な交渉となるため、どの会社を任意整理の対象に含め、どの会社を外すかは自分で自由に決めることができます。
ですので、カーローンを借りた会社を任意整理の対象から外し、他の借金のみを整理すれば、車を残したまま借金を減額してもらうことが可能なのです。
例えば、三菱UFJ銀行のマイカーローンで車を購入した人がアイフルの借金60万円とイオンカードの借金30万円を任意整理する場合、三菱UFJ銀行のみを対象から外してアイフルとイオンカードのみを任意整理することで、利息を約18万円カットしつつ、約5万円だった毎月の返済額を1万5000円まで抑えることができるのです。

任意整理後のブラックリスト期間中はカーローンが利用できない

任意整理の後は、銀行・クレジットカード会社・消費者金融が加盟している「信用情報機関」に任意整理の情報が登録され、いわゆる「ブラックリスト」に載った状態になり、カーローンを組むことができなくなります。
ブラックリストに載る期間は、任意整理の場合であれば約5年です。
この期間が過ぎれば、ブラックリストが解除されて元のようにカーローンを組むことが可能になります。

まとめ

任意整理は自分の代理人である弁護士や司法書士と会社側との直接交渉なので、どの会社を任意整理するかは自分で決められるため、カーローンだけを対象から外して他の借金を任意整理し、車を残したまま借金を減額してもらうことができます。
任意整理の後はブラックリストに載るためカーローンが組めなくなりますが、約5年が経過すればブラックリストが解除され、元のようにカーローンを組めるようになります。